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【2025年京都エリア最新版】京都で中古マンション探しならどこが人気エリア?相場や特徴をやさしく解説

お役立ちコラム

小西 恭央

筆者 小西 恭央

不動産キャリア20年

お客様にご納得いただけるご提案をさせていただきます!よろしくお願いいたします。

京都で中古マンションをお探しの方は、「どのエリアが人気なのか」「相場はどれくらいか」といった疑問や不安を感じていませんか。近年、京都市内の中古マンション市場はさまざまな要因で大きく動いており、エリアごとの特長や価格差も広がっています。この記事では、京都の人気エリア別の中古マンション相場や傾向、近年注目される駅周辺の動向、資産価値を守るためのポイント、購入時に重要なチェック項目など、マンション選びの基礎から応用まで詳しく解説いたします。読んで役立つ情報を丁寧にお届けしますので、ぜひご一読ください。

京都で中古マンションを選ぶ際の相場感と人気エリアの傾向

まず、京都市全体の中古マンションの相場は、2025年において1㎡あたり約51万4千円で、前年に比べ約2.4%下落している傾向です。これは全国的な取引動向を踏まえた標準的な指標となります。

指標数値備考
京都市(2025年)約51万4千円/㎡前年比 −2.4%
京都府全体(2025年)約48万3千円/㎡前年比 −2.3%
京都市営沿線(2025年)約61万6千円/㎡前年比 +4.4%

とくに、市営地下鉄沿線では、坪単価ベースで非常に高額な取引が多く、供給も限られていることから資産性が高まりやすいことがうかがえます。

次に、人気エリアごとの特色ですが、「中京区」「東山区」「下京区」など歴史や観光資源が豊富なエリアでは、供給制限や景観保全の条例の影響もあり、希少性が高まっています。こうした背景が価格の維持あるいは高止まりにつながる要因となっています。

たとえば、東山区では、2024年初頭(令和6年1~3月)の平均平米単価が50万4870円と、京都市全体の相場に近い水準である一方、前年比では約9.7%の下落を示しています。一方で需要の高いエリアとして根強い人気が続いている点にも注目です。

このように、地域ごとの相場の違いや供給の限られたエリアの背景を知ることで、ご自身の検討エリアの価格感や将来的な資産価値について理解を深めることができます。

相場上昇が目立つ駅周辺とその理由

京都市で中古マンションの価格上昇が際立っている駅周辺として、まず挙げられるのが京都駅エリアです。JR京都線における中古マンションの平均取引単価は2025年時点で約88.8万円/㎡となっており、前年に比べて約19~27%の上昇を見せております。とりわけ2025年第1四半期では、前年比+26.8%(+18.8万円/㎡)、通年では+19.1%(+14.3万円/㎡)と目覚ましい伸びを示しております。この背景には、築浅物件の増加および駅徒歩圏内の物件取引増加が寄与していると考えられます。

また、烏丸線沿線では鞍馬口駅の値上がりも顕著です。同駅の価格は1㎡あたり約64.4万円で、前年から約29.7%上昇しています。この大幅な値上がりの理由として、築年数の減少(平均築年数22.5年)や駅近の取引増(徒歩3分以内の物件比率が大幅に上昇している点)が影響しています。

2025年第1四半期においては、JR京都線沿線全体で価格上昇が顕著な駅には桂川駅(+31.2%)、京都駅(+26.8%)、長岡京駅などがあり、特に桂川駅では徒歩6分以内の駅近物件が増加し、平均築年数が減少した影響で価格上昇が加速しています。

以下に、主な駅ごとの価格変動とその理由をまとめた表をご用意しました。

駅名価格変動率上昇要因
京都駅+19~26%築浅物件増・駅近取引増
鞍馬口駅+約30%築年数減・駅近物件増
桂川駅+約31%(1Q)駅近比率上昇・築年数減少

中古マンションの価値を保つための立地的なポイント

京都市内で中古マンションの資産価値を維持・向上させるためには、「鉄道アクセス」「生活利便性」「景観規制」といった立地条件が重要な要素となります。たとえば地下鉄烏丸線と東西線が交差する烏丸御池周辺は、乗り換えの利便性が極めて高く、坪単価も90万円台後半と市内で最高水準であるため、空室期間が非常に短い傾向にあります。このような交通の要衝に近い立地は、中古マンションの資産性や居住満足度を支える柱となります。

立地要素価値を保つ理由具体的な効果
鉄道アクセス通勤・通学の利便性向上空室期間の短縮、価格安定
生活利便性日常の買い物や施設への近さ長期入居による賃料安定
景観規制供給の希少性を高め資産を支える価格の下落抑制・資産価値維持

また、生活利便性が高い地域では、近隣にスーパーマーケットやドラッグストアが点在しており、利便性の高さが入居の安定につながります。たとえば阪急京都線西院駅近くにあるマンションでは、深夜営業のスーパーが徒歩5分以内にあることで、単身女性の入居割合が高く、長期入居による家賃の安定が期待できるような状況です。

さらに、景観条例などにより建物の外観や看板に制限があるエリア(例えば東山区・鴨川沿いなど)では、供給量が抑制される一方で、景観を重視する買い手が多いため、築後10年でも坪90万円前後の価格を維持できる場合があります。このような事例は、修繕費などを考慮しても、将来的なリセールを見据えた購入に有利です。

京都で中古マンション購入を検討する際のチェックポイント

京都で中古マンションをご検討の際には、まず「平米単価」や「売買相場」をどのように調べるかが重要です。京都市全体の2025年の平均は約51万4千円/㎡で、前年からやや下落しています。一方、地域によっては価格差が大きく、中京区では75万4千円/㎡、下京区では63万6千円/㎡と、エリアごとの相場を把握しておくことが大切です。これらの情報は信頼できる取引データに基づいているため、確認方法としてまず有用です。

チェック項目内容なぜ重要か
平米単価・売買相場京都市全体や各区の最新相場を把握(例:市全体=51.4万円/㎡、中京区=75.4万円/㎡、下京区=63.6万円/㎡)エリアによる価格の違いを理解して、無理なく購入計画を立てるため
駅近・築年数等の基本要素駅からの歩行時間や築年数など、生活利便性や資産価値に影響する要素を整理利便性と資産性のバランスを見極めるため
人気エリアの供給希少性・資産価値人気エリアでは供給が限られるため、希少価値や長期的な資産性を意識した検討が有効将来的な価値の安定や売却しやすさを見据えるため

つづいて、駅近や築年数といった基本的な要素を整理することが重要です。駅徒歩時間や築年数は、物件選びの際に居住の快適性や価格に大きく影響します。市場では、駅から近く、築浅物件ほど評価が高くなる傾向にあります。

さらに、「人気エリアの供給希少性」も見逃せません。京都市内の人気区では、景観条例などによる供給制限があり、新たな供給が限られているため、既存物件の希少性が価値を支えています。そうした観点から、将来的な資産の安定性や売却のしやすさも意識しながらご検討いただくことをおすすめいたします。

まとめ

京都で中古マンションを探す際は、地域ごとの売買相場や人気エリアの傾向、駅周辺の価格動向、そして立地の優位性など、幅広い視点から検討することが大切です。また、景観条例や供給の制限により物件の希少性が高まっている点も見逃せません。物件ごとの平米単価や築年数、立地条件をよく比べながら、資産価値と生活利便性の両面を意識して選ぶことで、より納得のいく住まい選びにつながります。分かりやすい情報を集めて、じっくりと検討していきましょう。


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