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オール電化とガス併用どっちが得か比較!新築で選ぶメリットとデメリットを解説

お役立ちコラム

K ・ Y

筆者 K ・ Y

不動産キャリア25年

お客様にご納得いただけるご提案をさせていただきます!よろしくお願いいたします。

新築や建て替えを検討するとき、多くの方が悩まれるのがオール電化にするか、ガス併用にするかという選択です。
それぞれの比較をしないまま何となく決めてしまうと、光熱費だけでなく、日々の使い勝手やメンテナンス性で後悔につながることもあります。
一方で、オール電化にもガス併用にもメリットとデメリットがあり、正解はご家庭のライフスタイルによって変わります。
だからこそ、給湯やキッチン、暖房などの設備ごとの特徴を整理し、将来の電気料金や燃料価格の変動リスクまで含めて考えることが大切です。
この記事では、費用面や安心・安全性も踏まえながら、オール電化とガス併用の違いを分かりやすく解説し、失敗しない選び方のポイントをお伝えします。

新築で選ぶ前に知るオール電化とガス併用の基本

まず、オール電化住宅は、給湯や調理、暖房など家庭で使うエネルギーをすべて電気でまかなう仕組みです。
具体的には、給湯は電気ヒートポンプ式給湯器などの機器、調理は電気コンロ、暖房はエアコンや電気式暖房機器を使います。
一方、ガス併用住宅では、電気とガスの両方を使い分け、給湯やキッチン、暖房の一部をガス機器でまかなう構成が一般的です。
このように、どのエネルギーでどの設備を動かすかが、両者を比較するときの基本的な違いになります。

次に、新築や建て替えの計画時には、どの設備を電気にするか、どこまでガスを使うかを事前に整理しておくことが大切です。
給湯設備は、家庭のエネルギー消費全体の約4分の1を占めるとされており、どの方式を採用するかで光熱費や環境負荷が大きく変わります。
また、キッチンは日々の使い勝手に直結し、暖房設備は居室の快適性に影響するため、単に初期費用だけでなく、使用頻度やメンテナンス性も含めて検討する必要があります。
このように、給湯・キッチン・暖房を中心に、家全体のエネルギー計画を組み立てていくことが重要です。

さらに、ガスを使う住宅では、都市ガスかプロパンガスかによって特徴が異なる点も押さえておく必要があります。
一般的に、都市ガスは配管網を通じて供給され、プロパンガスは容器を設置して利用するため、料金の仕組みや供給方法、災害時の対応などに違いがあります。
どちらを利用できるかは地域や敷地条件によって決まるため、同じガス併用という選択でも、実際の光熱費やメンテナンスの段取りは変わってきます。
そのため、自分の建築予定地で利用できるエネルギーの種類を確認したうえで、オール電化とガス併用の比較を進めることが大切です。

区分 オール電化住宅 ガス併用住宅
主なエネルギー源 すべて電気利用 電気とガス併用
給湯設備 電気ヒートポンプ給湯 ガス給湯器中心
調理設備 電気コンロ採用 ガスコンロ採用
暖房設備 エアコン等電気暖房 ガス暖房併用可能

オール電化とガス併用を比較した主なメリット・デメリット

まず費用面では、電気料金とガス料金それぞれの「基本料金」と「使用量に応じた料金」の仕組みを押さえることが大切です。
電気料金は、資源エネルギー庁の資料でも示されているように、契約容量で決まる基本料金と電力量料金、再生可能エネルギー発電促進賦課金などで構成され、燃料費調整制度により燃料価格の変動が毎月の請求に反映されます。
一方でガス料金も、一般に基本料金と従量料金で構成されますが、都市ガスとプロパンガスでは単価の水準に差があり、総務省統計局の家計調査を基にした解説でも、プロパンガスの方が高い傾向があるとされています。
このため、オール電化によりガスの基本料金が不要になることや、時間帯別料金メニューを活用して夜間の電気を多く使う設計とすることで、光熱費全体を抑えられる可能性がある一方、燃料価格や料金改定の影響を電気に一本化して受ける点はデメリットになり得ます。

次に、日々の使い勝手の違いも重要な比較ポイントです。
調理については、オール電化では主に電気コンロや電磁調理器を用いるため、火を使わないことで室内の温度上昇ややけどのリスクを抑えやすく、掃除のしやすさも評価されることが多いです。
一方、ガス併用では炎を直接確認しながら火力を調整できることから、強い火力を生かした調理を好む方に支持されており、ガス給湯器では短時間で高温のお湯を大量に得やすいという利点があります。
また、省エネルギー基準では給湯や暖房などの設備ごとに一次エネルギー消費量を評価する考え方が示されており、同じオール電化やガス併用であっても、機器の効率や断熱性能によって快適性と光熱費のバランスは大きく変わる点に注意が必要です。

さらに、停電や災害時の安心・安全面も比較して検討することが大切です。
オール電化住宅では、停電時に給湯や調理、暖房など多くの設備が同時に使えなくなる可能性があり、非常用電源や蓄電池をどの程度備えるかが重要な検討事項となります。
一方、ガス併用の場合でも、安全装置が作動してガス機器が停止したり、ガス供給が一時的に止まったりすることがあり、独立行政法人製品評価技術基盤機構の安全情報でも、ガス機器は地震時に自動遮断装置が働く仕組みや、復旧時の操作方法に注意が必要とされています。
そのため、どちらを選ぶにしても、停電やガス遮断時の備え、水や非常食とあわせた防災計画を立てておくことで、日常の安心感を高めることができます。

比較項目 オール電化の特徴 ガス併用の特徴
毎月の料金構成 電気に一本化した基本料金 電気とガスの二重の基本料金
日々の使い勝手 火を使わない調理と一体的給湯 強い火力調理と迅速給湯
災害時の備え方 停電対策として蓄電池等を重視 ガス遮断時の復旧手順を要確認

新築・建て替え時に押さえたいコストと将来のランニングの考え方

新築や建て替えでオール電化かガス併用かを検討する際は、本体価格や工事費などの初期費用だけでなく、その後の光熱費も含めた「生涯コスト」で比較することが大切です。
一般的に、オール電化は給湯機やキッチン機器の機種により初期費用が高くなる一方で、深夜料金を活用することで電気代を抑えやすいとされています。
一方、ガス併用は設備本体の価格帯が広く、選び方によっては初期費用を抑えやすい反面、電気とガスの基本料金がそれぞれ発生します。
このため、建築費用だけで判断せず、少なくとも10年から20年程度の光熱費を見込んだうえで、総額でどちらが自分たちの家計に合うかを検討することが重要です。

次に、家族構成や在宅時間帯を踏まえて、どのように光熱費が変わるかを考えることがポイントです。
総務省統計局の家計調査では、2人以上の世帯の電気代やガス代がこの数年で増加傾向にあることが示されており、一般的な家庭でも光熱費が家計に占める割合は無視できません。
昼間不在で夜間に使用が集中する共働き世帯であれば、夜間の電力量料金が安く設定された電気料金メニューを組み合わせることで、オール電化の優位性が高まりやすくなります。
一方、在宅時間が長く日中の冷暖房や調理が多い世帯では、電気とガスの使い分けによって光熱費が安定しやすい場合もあり、生活パターンに合わせたシミュレーションを行うことが有効です。

さらに、電気料金や燃料価格の今後の変動、住宅の省エネ基準の強化といった将来リスクも考慮する必要があります。
総務省統計局の統計では、2022年以降、電気代とガス代の支出がともに増加しており、今後も燃料価格や制度改正の影響を受ける可能性があります。
また、国土交通省は住宅・建築物の省エネルギー基準の見直しを段階的に進めており、新築住宅にはより高い断熱性能や設備効率が求められる方向です。
このため、断熱性能の向上や高効率設備の導入により、電気・ガスいずれの方式でも使用量自体を減らす工夫を行い、災害時には製品評価技術基盤機構などの注意喚起を参考に、安全なエネルギー利用を心掛けることが、長期的なコストと安心につながります。

比較項目 オール電化の考え方 ガス併用の考え方
初期費用の位置付け 高効率機器中心の本体価格重視 設備グレード選択で初期負担調整
光熱費シミュレーション 夜間料金活用前提の電気使用量試算 電気代とガス代の合算支出試算
将来変動リスク 電気料金改定と省エネ基準強化への対応 電気とガス燃料価格両方の変動分散

ライフスタイル別の向き・不向きと後悔しない選び方のポイント

まず、共働き世帯か在宅時間が長い世帯かによって、エネルギーの使い方が大きく変わることを意識しておくことが大切です。
例えば、総務省統計局の家計調査では電気代とガス代の平均額が公表されており、光熱費は世帯構成や在宅時間によって差が出る傾向があります。
そのため、自分たちの生活パターンを振り返り、日中に在宅している時間帯が長いのか、朝晩中心なのかを整理した上で、オール電化かガス併用かを検討することが重要です。
特に子育て世帯では、入浴時間や洗濯の回数なども含めて、光熱費のかかり方を具体的にイメージしておくと選択を誤りにくくなります。

次に、太陽光発電や蓄電池を導入するかどうかによって、オール電化とガス併用の相性も変わってきます。
建築物省エネ法に基づく省エネ基準では、住宅の一次エネルギー消費量を抑えることが求められており、太陽光発電などの再生可能エネルギー活用は有力な手段とされています。
日中に発電した電気を有効活用しやすいライフスタイルであれば、給湯や暖房、調理まで電気でまかなうオール電化との相性が良い場合があります。
一方で、調理はガスの火力を重視したい方や、給湯のみガスを残しておきたい方は、太陽光発電で家電類の電気をまかないつつ、ガス併用とする組み合わせも検討しやすくなります。

さらに、新築や建て替え前には、自分たちが何を優先したいのかを整理し、その上で専門家に相談することが後悔を防ぐ近道です。
例えば、光熱費の削減を最優先にするのか、調理性や浴室の快適さを重視するのか、安全性や災害時の備えを重視するのかといった優先順位を家族で話し合っておくとよいでしょう。
製品評価技術基盤機構では、電気設備やガス機器の事故情報が公開されており、停電復旧時やガス機器使用時の注意点が示されています。
こうした公的機関の安全情報も踏まえつつ、給湯方式や暖房設備、コンロの種類などについて、不動産会社や設備の専門家に具体的な使用イメージを伝えながら相談することが大切です。

世帯タイプ 向きやすい方式 重視したいポイント
共働き世帯 深夜電力活用のオール電化 夜間給湯と光熱費抑制
在宅時間が長い世帯 太陽光併用のオール電化 日中の自家消費と省エネ
子育て世帯 オール電化または給湯ガス併用 入浴回数と安全性重視

まとめ

オール電化とガス併用は、どちらも一長一短があり、正解はご家庭ごとに異なります。
初期費用と毎月の光熱費、災害時の安心感、メンテナンスのしやすさなど、総合的な比較が大切です。
また、家族構成や在宅時間、太陽光発電や蓄電池の有無によっても、最適な組み合わせは変わります。
当社では、図面や現在の検討内容を拝見しながら、将来のランニングコストまで見据えたご提案を行っています。
オール電化かガス併用かでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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