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不動産売却の査定や流れが気になる方へ!初めての自宅売却準備と進め方をご紹介

お役立ちコラム

佐藤 了治

筆者 佐藤 了治

不動産キャリア19年

新築・中古戸建、マンション、仲介、住み替え、建築、リフォーム等なんでもご相談ください。

自宅を売却しようと考えたとき、「何から始めれば良いのだろう」「どんな流れになるのか分からない」と、不安や疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。特に初めての方にとって、不動産の売却や査定はなじみがなく、分かりにくいものです。この記事では、査定から売却完了までの一連の流れ、必要な準備や注意点をやさしく、順を追って解説します。この記事を読むことで、初めての方でも安心して売却活動を始めることができます。

査定のはじめに知っておきたい基本の流れ

はじめて自宅を売却される方にとって、まずは査定のプロセス全体を理解することが大切です。不動産売却は、まず相場をおおまかに把握し(机上査定)、次により詳細な訪問査定によって価格を精査します。その後、必要に応じてAI査定(コンピュータが過去の取引データから価格を推定)を併用し、査定結果を統合して検討します。

査定の種類とその特徴は以下の通りです:

査定の種類所要時間・手間精度・特徴
机上査定(簡易査定)数日以内、物件情報のみで手軽に相場の目安が分かるが、実際の状態は反映せず
訪問査定数日~1週間程度、現地調査ありより正確な査定価格が得られ、信頼性も高い
AI査定すぐに、メールアドレスのみで可能過去取引データを基に算出。簡易的かつ即時

机上査定は、売却意思がまだ固まっていない段階や、忙しくて現地対応が難しい方に適しています。一方で、訪問査定は実際に現地を確認することでより精度の高い価格が分かり、売却を検討されている方には欠かせません。また、AI査定は簡便に相場を把握でき、プライバシーにも配慮された方法です。

さらに、査定は多くの場合無料で受けられます。査定だけを依頼することも可能なため、価格の目安を知りたい段階でも安心して依頼できます。

査定を依頼する前に準備しておくこと

自宅の売却を円滑に進めるためには、査定依頼の前に必要な準備を整えておくことが大切です。まず、査定時に提出が望ましい書類を以下のとおり整理しました。

書類名役割
登記事項証明書(登記簿謄本)物件の面積・構造・所有者や抵当権の有無を確認するため
間取り図・測量図建物の構造や土地の境界・面積を明確にし正確な査定に役立つため
固定資産税通知書・評価証明書税額の確認や価格算出の材料として有用なため

上記は、査定の精度を高めるためにあると効果的な書類です。ただし、査定依頼自体は書類がそろっていなくても可能な場合が多く、不動産会社側で取得してくれることもあります。そのため、まずは早めに依頼しやすいよう書類を把握しておくことが望ましいです。

次に、査定価格が妥当か判断するために「自分で相場を調べる」ことが重要です。国土交通省の不動産情報ライブラリや、地域の取引事例を活用しておおよその売却相場を確認しておくと、不動産会社が提示する査定額の根拠を比較しやすくなります。

そして、査定依頼時のポイントとして、以下の点を意識してください。まず、複数の不動産会社に査定依頼をすることで、それぞれの査定額や対応内容を比較できます。査定額の差や対応の良し悪しから信頼できる会社を見極めることが大切です。

また、査定価格の「根拠」を確認することも忘れてはいけません。なぜその金額になったのか、取引事例の比較なのか、建物の再調達価格に基づくのか、明確な説明があるかどうかをチェックしましょう。不動産会社によっては、根拠なく高額な査定を提示することがあるため、慎重に判断することが重要です。

査定依頼から媒介契約までのステップ

自宅を初めて売却する方にとって、不動産売却の流れは不安がつきまとうものです。ここでは、査定依頼から媒介契約の締結、その後の流れまでをわかりやすく整理してご説明します。

まず、査定は「一括査定」サービスの利用や直接の問い合わせから始まります。一括査定では複数の不動産会社に同時に依頼でき、対応の速さや資料のわかりやすさなどから依頼先を比較できます(一括査定の特徴と活用法)。

査定には「机上査定」と「訪問査定」があります。机上査定は物件情報のみで簡易的に行い、数日で結果が得られます。一方、訪問査定は業者が実際に住宅を確認し、より精度の高い査定額を算出します(所要期間や精度の違い)。

査定結果をもとに、どの不動産会社に仲介を依頼するかを判断し、「媒介契約」を結びます。媒介契約には3種類あり、それぞれ特長があります:

契約の種類特徴メリット・注意点
一般媒介契約複数社に依頼可能、自分で買主を見つけてもよい自由度が高いが報告義務やレインズ登録義務はなく、進捗把握が難しい
専任媒介契約1社のみ依頼、自分で買主も見つけられる売却活動の報告義務(2週間に1回)、レインズ登録義務(7日以内)あり
専属専任媒介契約1社のみ依頼、自分で買主を見つけることは不可最も手厚いサポート、報告義務(1週間に1回)、レインズ登録義務(5日以内)あり

各契約の違いを一覧で整理しましたので、あなたの状況や希望に応じて選ぶ参考にしてください(媒介契約の種類と特徴)。

媒介契約締結後は、不動産会社との打ち合わせで販売価格や広告の方法、引き渡し時期などを決定し、売却活動がスタートします。広告掲載、問い合わせ対応、内覧の調整など、順を追って進んでいきます(媒介契約後の活動開始)。

以上が、「査定依頼から媒介契約締結、その後に売却活動へ移るまで」の主な流れです。初めての売却でも、このステップをしっかり理解して進めることで、安心して売却活動を進めることが可能です。

売却活動から引き渡し・完了までの全体像

自宅の売却を決めたあと、買主との交渉から引き渡し・売却完了までの流れを見通しておくことは、初めての方にとって安心材料になります。こちらでは、ごく一般的なスケジュールと押さえておきたいポイントをご案内します。

ステップ 目安となる期間 主な内容
売却活動(広告掲載・内覧対応) 2〜4ヶ月 物件情報の掲載や内覧案内、問い合わせ対応などを行います。
売買契約〜引き渡し 2週間〜1ヶ月 契約締結後、ローン審査や決済、所有権移転などを進めます。
全体の売却完了まで 約3〜6ヶ月 査定開始から最終的な引き渡しまでの一般的な期間の目安です。

一般的には、売却活動に2〜4か月ほどかかり、その後、契約から引き渡しにかけてさらに2週間から1か月が必要です。このように、全体では約3〜6か月が目安となります。もちろん、地域や物件の特性、需要の強さによっては前後する可能性もございます。

売却活動中は、不動産会社がインターネット広告やチラシなどを通じて買主を探し、内覧の調整なども代行します。その間、売主であるあなたには物件の清掃や整理、内覧対応の準備などをお願いすることが多いです。

買主が見つかり契約に進むと、ローンを利用する場合は審査などに時間を要することがあります。契約後には残代金の決済や司法書士による所有権移転登記、鍵の引き渡し、抵当権の抹消などの手続きが実行され、売却が正式に完了します。

売却完了後には、場合によって確定申告が必要となります。不動産を売却して利益(譲渡所得)が出た際には、翌年の2月16日から3月15日の確定申告期間内に申告・納税を行うことが求められます。損失が出た場合でも、損益通算や繰越控除の特例の適用を受けられることがあるため、申告を行った方が有利になる場合もあります。

まとめ

不動産の売却は、多くの方にとって初めての経験となるため全体の流れや必要な準備を知ることがとても大切です。査定は無料で利用でき、机上査定や訪問査定など複数の方法がありますので、ご自身に合ったものを選択できます。事前に必要書類を整え、相場を調べておくことでスムーズに売却を進められます。また、媒介契約や売却活動、引き渡しまでの過程では各ステップで確認や対応が必要となります。不明な点はぜひお気軽にご相談いただき、安心して売却活動を進めていただければと思います。

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