初めての賃貸探しは何件くらい内見する?不動産屋との上手な付き合い方を解説の画像

初めての賃貸探しは何件くらい内見する?不動産屋との上手な付き合い方を解説

お役立ちコラム

J ・ T

筆者 J ・ T

不動産キャリア8年

「夢のマイホーム購入」、「念願の1人暮らし」等、一緒にお手伝いさせていただきます‼

初めての賃貸探しでは、何から始めれば良いのか分からず、不動産屋に行くタイミングや何件くらい内見すべきか悩む方が多くいます。
けれども、いくつかのポイントを押さえて進めていけば、自分に合ったお部屋に無理なく近づくことができます。
そこで今回は、初めて賃貸のお部屋探しをする方に向けて、基本のステップから内見件数の目安、不動産屋との付き合い方までを分かりやすく解説します。
読み進めていただくことで、漠然とした不安が具体的な行動に変わり、効率よく比較検討できるようになるはずです。
これから賃貸探しを始める方は、ぜひ参考にしてください。

初めての賃貸探しの基本ステップ

初めて賃貸のお部屋探しをするときは、入居したい時期と毎月支払える家賃、希望するエリアの優先順位を整理することが大切です。
公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会のガイドブックでは、最初に収入から無理のない家賃と初期費用の目安を確認し、そのうえで通勤通学時間や生活の利便性を考える流れが示されています。
また、住まい探しに不安を感じている方向けの各種ガイドブックでも、希望条件を「必ず守りたい条件」と「妥協してもよい条件」に分けて整理することが推奨されています。
こうした準備をしておくことで、不動産屋に相談した際にも要望を具体的に伝えやすくなり、候補を効率よく絞り込むことができます。

情報収集の段階では、まずインターネットで家賃帯や間取りの傾向を把握し、そのうえで不動産屋に相談して実際の提案を受ける進め方が分かりやすいです。
大手不動産情報サイトの住まい探し入門では、予算と条件を固めたうえで、インターネット検索と不動産会社への問い合わせを段階的に行う流れが紹介されています。
また、全国宅地建物取引業協会連合会の資料でも、事前にインターネットなどで候補を絞り込み、その後で宅建業者の店舗で具体的な相談や内見予約を行う進め方が案内されています。
このように、自宅で落ち着いて情報を整理してから来店することで、初めての方でも無理のないペースで賃貸探しを進めやすくなります。

賃貸のお部屋探しには繁忙期と閑散期があり、スタートする時期によって候補の多さや検討に使える時間が変わります。
賃貸市場の動向調査や大学生向け住まい資料によると、進学や就職が重なる春先は特に申込が集中し、条件に合う物件が早く埋まりやすい一方、秋口などは比較的落ち着いて探せる傾向がみられます。
また、いえらぶGROUPの繁忙期調査では、繁忙期に部屋探しをした人の多くが短い期間で少数の内見に絞り込んでいることが示されており、早めの情報収集とスケジュール管理の重要性がうかがえます。
初めての賃貸探しで落ち着いて比較検討したい場合は、入居希望日の少なくとも数か月前から条件整理と情報収集を始めることを目安にすると安心です。

ステップ 主な確認内容 意識したいポイント
条件整理 入居時期と家賃上限 収入から無理のない範囲
情報収集 家賃帯と間取りの傾向 必須条件と妥協点整理
来店相談 候補物件の提案依頼 希望条件を具体的に伝達
時期検討 繁忙期と閑散期の違い 入居数か月前から準備

賃貸の内見は何件くらいが目安?

はじめて賃貸のお部屋探しをする場合、内見は何件くらい見るのが一般的なのか気になる方が多いです。
各種アンケート調査では、賃貸の部屋探しで実際に見学する物件数は平均しておおむね2〜4件前後という結果が多くみられます。
例えば、住まい関連調査では内見件数の平均が約3件前後、賃貸契約者動向調査でも見学物件数は2〜3件台と報告されており、極端に多くの件数を見て決めているわけではありません。
そのため、初めての方も「まずは2〜3件程度をしっかり比較する」ことをひとつの目安と考えるとよいでしょう。

また、繁忙期の調査結果を見ると、1組あたりの内見件数として「2〜3件未満」が半数前後を占めており、忙しい時期ほど少ない件数で比較検討している傾向が見られます。
同様に、繁忙期の部屋探しに関するアンケートでも、実際に内見した件数として「2〜3件」が最も多いという結果が公表されています。
このように、時期にかかわらず「2〜3件を中心に、必要に応じて4件前後まで」という範囲で検討する方が多いといえます。
内見件数の傾向を知っておくと、自分のペースが極端に少なすぎるか、多すぎるかの判断材料になります。

一方で、過去の調査では「1〜3件を見て決める」という回答が全体の多数を占めたものや、平均内見件数がおよそ3件台という結果もあり、大きく見ても数件の範囲に収まることが分かります。
また、オンライン内見や写真・間取り図で事前にしっかり候補を絞り込む人が増えており、実際に現地で見る件数自体は以前より少なくなる傾向も指摘されています。
そのため、初めての部屋探しでは、あらかじめ条件整理を行い、候補を3〜5件ほどに絞ったうえで、実際の内見は2〜4件程度を目安に予定を組むと、時間と労力のバランスが取りやすくなります。
無理に件数を増やすより、「この件数なら落ち着いて比較できる」というラインを決めておくことが大切です。

区分 目安となる内見件数 考え方のポイント
全体の平均的傾向 2〜4件前後 多くの調査で数件程度
初めて部屋探し まずは2〜3件 比較しやすい件数に設定
候補を広げたい場合 最大4〜5件 迷いすぎない範囲で調整

不動産屋は何社くらい回るべきか

実際にどれくらいの不動産屋を回っているのかを見ると、調査によっては「1社から2社程度」が全体の約6割を占める結果が出ています。
また、別のアンケートでも「1社のみ訪問した人」が約半数という傾向があり、多くの人は限られた社数で部屋を決めていることが分かります。
一方で、物件情報サイトなどを活用し、来店前に情報をある程度絞り込む人も増えており、来店社数そのものは以前より少なくなる傾向があります。
このため、初めての方は「2社前後」を目安にしつつ、自分が比較しやすい社数で検討することが大切です。

初めて賃貸のお部屋探しをする際に不動産屋を選ぶときは、まず賃貸仲介を主な業務として行っているかどうかを確認することが大切です。
加えて、宅地建物取引業の免許番号の表示や、仲介手数料、重要事項説明などの説明が分かりやすいかどうかを見ると、その会社の姿勢が見えてきます。
さらに、担当者が希望条件を丁寧に聞き取り、メリットだけでなく注意点も具体的に伝えてくれるかどうかも重要な判断材料になります。
このような基本的なポイントを確認することで、初めての部屋探しでも信頼して相談できる不動産屋を選びやすくなります。

同じ条件で複数の不動産屋に相談する場合は、あらかじめ希望条件を紙やメモにまとめ、どの会社にも同じ内容を伝えることが大切です。
そうすることで紹介される物件の傾向を比較しやすくなり、各社の提案力や説明の分かりやすさの違いも見えてきます。
また、申し込みは原則として1物件のみ行う必要があるため、複数の会社から同じ物件を紹介された場合は、どの会社を通して申し込むかを事前によく話し合うことが重要です。
来店のたびに条件がぶれないよう意識しながら、時間や手間をかけ過ぎない範囲で比較することが、効率よく部屋探しを進めるコツです。

訪問社数の目安 選ぶときの主な着眼点 複数社相談時の工夫
全体傾向は1〜2社程度 賃貸仲介を主な業務 同じ条件を書面で共有
比較したい場合は2〜3社 説明の分かりやすさ 紹介物件の違いを整理
迷ったら無理に増やさない 担当者の対応姿勢 申込先は1社に絞る

内見件数より大切な「見るポイント」

内見では、室内の明るさや風通し、収納量といった住み心地だけでなく、建物全体の管理状況や周辺環境まで幅広く確認することが大切です。
独立行政法人都市再生機構などでは、室内は水まわりの傷みやカビ、コンセントの位置や数、騒音の聞こえ方などを具体的な確認事項として挙げています。
また、共用部では掃除の行き届き具合や照明の明るさ、防犯カメラやオートロックの有無などから管理体制を判断できます。
さらに、周辺の買い物施設や騒音、夜間の人通りなど、生活を取り巻く環境も合わせて見ておくと、入居後のギャップを減らせます。

賃貸のお部屋探しでは、家賃や敷金・礼金といった初期費用に目が行きがちですが、総額でどの程度の負担になるかを把握する視点が重要です。
国土交通省が示す賃貸住宅の留意点でも、賃料だけでなく共益費、更新料、保証料など契約で定められた費用を事前に確認することが求められています。
また、ガス料金については、消費者庁が賃貸借契約前に料金の内訳を確認できる仕組みを整備しており、毎月の光熱費も含めて検討することが推奨されています。
このように、月々の支払いと数年ごとの更新や退去時費用まで見通したうえで、無理のない総額かどうかを比較することが大切です。

契約前に不安を残さないためには、不明点をそのままにせず、不動産屋に積極的に質問しておくことが有効です。
国土交通省は、賃貸借契約の内容で不明な点があれば、契約前に業者や貸主へ意味や具体的な内容を確認するよう注意喚起しており、更新料や原状回復の範囲などは特に確認すべき事項としています。
さらに、全国の業界団体が作成するガイドブックでも、契約期間、途中解約の条件、禁止事項、退去時の費用負担などを事前に質問しておくことが勧められています。
こうした質問を通じて、生活を始めてからのトラブルを予防できるため、気になる点は遠慮せず書面や重要事項説明書を見ながら確認しておくと安心です。

確認項目 主なチェック内容 質問しておきたい点
建物・室内 傷み具合・設備状態 修繕対応の窓口と方法
共用部・周辺環境 清掃状況・安全性 騒音や迷惑行為の有無
費用・契約条件 家賃以外の総負担額 更新料・退去時費用

まとめ

初めて賃貸のお部屋探しを成功させるコツは、内見件数や不動産屋の社数より「準備」と「比較のしやすさ」です。
入居時期や予算、希望条件を整理し、インターネット検索と不動産会社への相談を上手に組み合わせましょう。
内見は平均的に2~3件を目安に、同じ条件で比較できる候補を絞ると判断しやすくなります。
当社では、ご希望を丁寧にヒアリングし、内見の段取りから費用の不安まで分かりやすくご説明いたします。
「何件くらい見れば良いのか」「どの不動産屋に相談すべきか」迷われている方は、まずはお気軽に当社へお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

”お役立ちコラム”おすすめ記事

  • 終活で自宅は売るか迷う方へ!住み続けるか判断の基準を解説の画像

    終活で自宅は売るか迷う方へ!住み続けるか判断の基準を解説

    お役立ちコラム

  • 住宅購入と賃貸どちらを選ぶべきか?子育て世帯の住宅選びのポイントを解説の画像

    住宅購入と賃貸どちらを選ぶべきか?子育て世帯の住宅選びのポイントを解説

    お役立ちコラム

  • 50代子供独立後の住み替えは?戸建てかマンションか賢い選び方の画像

    50代子供独立後の住み替えは?戸建てかマンションか賢い選び方

    お役立ちコラム

  • 2027年のインフレで不動産価格はどう変化?影響を踏まえた投資戦略の考え方の画像

    2027年のインフレで不動産価格はどう変化?影響を踏まえた投資戦略の考え方

    お役立ちコラム

  • 2027年の不動産価格はどう動く予想?マイホーム購入の判断軸を解説の画像

    2027年の不動産価格はどう動く予想?マイホーム購入の判断軸を解説

    お役立ちコラム

  • 賃貸のシーズンオフはいつがお得?部屋探しの時期と選び方を解説の画像

    賃貸のシーズンオフはいつがお得?部屋探しの時期と選び方を解説

    お役立ちコラム

もっと見る